イナズマイレブン(S)

□3TOPな話し(円堂有)
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作戦その1
≪まずは、円堂をつれだす≫

「いいか風介、まずはこれを着ろ」

そういいながら雷門の制服を差し出したが・・・

「なっっ!!!これ、女のではないか!!!こんなもの着るわけがない。貴様が着ればいいじゃないか!!!!」

「オレじゃあ似合わないだろ?ほら、お前のほうが女みたいな顔しt…ぐはっっっ!!!!」

言い終わる前に私はノーザンインパクトをくらわした。

「なぁ・・・ヒロトの困った顔みたくねぇのかよ」

「ぐっ!!」
その言葉に私は反応してしまった。
確かに見たことがあまりない・・・
見てみたいほうが興味ある。

「……ちっ!!」

晴矢が持っていた制服を乱暴に奪い着替えることにした。


数分が経ち・・・

「・・・・・・・・・・なんでサイズが同じなんだ。」

「おお!それはお前のサイズに合わせたからだ」

自信満々にいう晴矢に呆れた私は無言のまま睨んだ。

「さて、準備が整った。後は、円堂が来るのを待つだけだ」

「おい、こんなものをきて私にどうしろと・・・・」
さっぱり意味がわからなかった。

「いいから、風介は円堂を学校の外まで出してくれるだけでいいから」

「はぁ!?そんなこと「あっ!!きやがった!!頼んだぜ!!あ、あとこれも付けてくれよ!!」

「ちょっっ!!わっっ!!!」

私の言葉も聞かずに勝手に頭になにか付けて背中を押した。

飛び出したらいきなりなにかにぶつかった感触が顔っうか鼻にあたった。

「っきさ」
ま…と言おうとしたときに草陰から何か書いてある文字が眼に映った。

『風介、今は女、なんだからな!!!』

と書いてあった。
こいつ!!!!許さない許さない凍てつく闇をっ!!!心の中で叫んでいると
「大丈夫か!?」
そう目の前から聞こえた言葉で我に返った。またなにか書かれている。

『がんばれ!!』

「あの・・・?」
あーもう!!やってやるよ!!
決意を決めて前を向いたらそこには円堂がいた。
まさかぶつかった相手が円堂だなんていきなりすぎだろ!!


「だっ!!大丈夫だから・・・」
女言葉なんてわからねぇよ!!ったく。

「そっか・・・悪かったなぶつかっちまって。どこか痛くないか?」

そういいながら私の顔を覗き込んだ。

やばい。正体がバレる。
「どこも痛くなんかない…よ!!」

「なら安心だ!!じゃあオレもう行くから。じゃーな!」

安心だ。ってまだ安心している場合じゃない!
去っていこうとする円堂を止めなければ。

「ちょっ…円堂くんっ!!ちょっと付き合ってほしいとこがあるんだけど…」

こんな言葉、下を向きながらしか言えない!恥ずかしさで耳まで紅くなってしまう…!

「んぁ?あぁいいけど、なんで君、オレの名前知ってんだ?っておい!ちょっと待ってくれよ!」

そんな言葉に聞く耳を持たずにスタスタと歩き出した。

校門前までなんとか誘導することが出来たが…肝心の晴矢は何処にいきやがった?!

キョロキョロしていたら円堂が話し掛けてきた
「なぁ。一体何のようなんだ?」
痺れを切らしたのかそう質問してきた。

「あっ…えっと」
話を焦らしながら応えていると晴矢が姿を現した紙にはOK!という文字が。
「ふっ…円堂守!貴様のせいで最悪だっ」
やっと解放されたのと同時に今までの気持ちが溢れだす
「なっ…!お前はっ」
びっくりして後退すると後ろには晴矢がいた。
「円堂!!ちょっと力になってもらうからなっ」
そういうなり後ろから催眠剤を口に押しつけた。
「ぐっ…ぅ」
暴れだすが、すぐに効いたのか静かになった。 袋に入れて持ち帰った。
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