ブック8
□私と彼女と彼女を好きな彼
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すがすがしい青空
賑わう街
甘い香りたつ紅茶
隣には、私の大好きな友達。
私フレイ・アルスターは今、とても楽しい気分だわ!
【私と彼女と彼女を好きな彼】
「ラクス、このケーキ美味しいね」
「でしょう?この前、フレイさんと食べてすごく美味しくて、ぜひキラにも食べて頂きたいな、と思いまして」
「ありがとう、ラクス。すごく嬉しい」
ああ、ラクスに微笑みかけるあの男がいなくなれば完璧なのに。
私は、ラクスに見つからないように盛大にため息をついた。
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