ブック8

□小さな愛を恋しい君に
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そのキラまで死んでしまい、
大切な心の拠り所を失った、ラクスの心はまた沈んでいった。










「だけど、ここ最近のラクスはすごく良い顔で笑ってる!私はそれがすごく嬉しいんだ!」


「カガリさん…」




じんわりと、目頭が熱くなる。
こんな近くに、自分をこんなに大切に思ってくれてた人がいた。

それが嬉しくて、
それに気付けなかった自分が悔しくて涙がでてしまう。




「…ありがとうございます、カガリさん」




ラクスはカガリの肩に頭を預け、少しだけ泣いた。











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