ブック8
□流星群
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僕は、本当に普通の高校生なわけで
ちょっと頭が良くて、ちょっと運動神経があって…ちょっと、モテたりする。
でも、アスランは僕よりも全然飛び抜けて頭が良くて、飛び抜けて運動神経があって、飛び抜けて女の子達に人気がある。
だから、僕は本当に普通だ。
朝目が覚めて、時計を見れば遅刻寸前。
姉であるはずのカガリは「お前の事なんか知らん」って僕を置いて登校しやがる。
急いで身支度を整えると同時にアスランから電話が来て、僕は家を飛び出て、それはそれはとんでもないスピードで学校に乗り込む。
淡々と行われる授業を受けて、帰宅する。
そして、寝てまた起きる。
それが僕の日常。
それは、昨日の繰り返し。
そして、今日は明日の繰り返し。
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