ブック10

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『貴方がキラ・ヤマトさん?』



『え?…はい。』






フレイとは、彼女のお父さんを通じて出会った。





『キラさんは、あまり私のタイプじゃないのね。』



『…………はっ?』




お嬢様で、結構強気。
どちらかと言えばワガママな性格。





『でも、好きだわ。』



『……ははっ!どうも。』





明るい彼女だから、僕は彼女といるのが楽だった。














――キラさん!







心にちらつく、彼女の髪とは違う色の髪。
優しい、綺麗な……







……「ラクス」先生。







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