ブック10

□プレイボール
4ページ/6ページ






キラ達が玄関につくと、チームメイト達がバスへ乗り込み始めていた。



「お、やっと来たか」


バルトフェルドが三人に気付き、微笑む。



「頑張れよ」


「はい、ありがとうございます」


アスランが軽く頭を下げ、バスに乗る。
シンも笑顔で頷いて、アスランに続いた。






「ラクス、ラクス」



パタパタとスリッパを鳴らして、キラはバルトフェルドの傍らにいるラクスへ駆け寄る。



「恒例のあれ、お願い」


「はいっ」



ラクスが嬉しそうに笑い、キラはラクスに背を向ける。




ラクスはキラの肩へ両手を伸ばし、
ポンポンと肩を叩く。



「大丈夫ですわ!頑張って来てください、キラ!」







「…うん、よしっ」



嬉しそうに、キラは頷いてラクスに手を振る。










次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ