short

□ハンカチB
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「ジェジュン君、どうしたの?歌いなよ〜!!ほらっ!」

「いいよ」

「え〜いいじゃん!歌ってよー!」

「いいって言ってんだろ!!!」

「………ジェジュン?」

「悪い、帰る。」

「ちょ、おい!ジェジュン!!」




あー、イライラする。


自分のせいなのに。





「ジェジュン?どうした?」

「ユノ…。なんでもないよ。」

「…ばか。友達何年やってると思ってんだよ。」

「………俺のせい。全部。」




ユノに話した。


チャンミンを好きなこと。

チャンミンに好きな人がいること。

キスしたこと。

約束破ったこと。

弱虫な自分にイライラしてること。



ユノはただ頷くだけで、静かに聞いてくれた。




「ん〜…チャンミンがその放課後伝えたかったこと今聞けば?」

「連絡先知らないし…」

「まじで!?…ったく。はい。」

「え」



なんでこいつ持ってるんだ…。

そんな親しかったのか…。



「連絡先。教えとくから聞いとけよ?」

「……うん」

「じゃあ、戻るから。また明日!」

「じゃあね、」



 
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