短編 裏
□お仕置き
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カチャ…キィ―
「失礼しまーす」ヒソッ
名無しはいかにも怪しげにある人物の部屋へ忍び込む。
『あれれ?お留守かな?』
ベットに誰もいなく、ただ夜の雰囲気が漂う
時刻は午前0時―
『幽霊出たりして!』
名無しは変なテンションで部屋を探り出す。
ガサガサッ…ゴソッ
『あった!』
名無しは目的のものを見つけて手に取る。
『これ、美味しーんだよねっ♪』
名無しは手に取ったチョコレート菓子の包み紙を捨て、口にチョコを放り込む。
『ん〜vV幸せ〜〜』
ふわぁと口で溶けるチョコレート。
『やっぱりアレンの部屋はお菓子の宝庫だね♪』
ご愁傷様、と手を合わせて部屋を出て行こうとする。
だが!!
「何してるんですか、名無し?」
満面の笑みを浮かべたアレンがドアに寄りかかり名無しを見ていた。
『あらら〜…見つかっちゃったか…』
名無しは悪気があまりない。
とゆーのも、こんなの日常茶飯事だからだ。
『まぁまぁアレン君、いいじゃないか。』
ふむふむと1人で納得する名無し。
「でもこれ43回目ですからね〜」
『う゛』
毎日毎日忍び込んでたら、それはバレるだろう…
何も言えなくなる名無し。
「お仕置き…必要ですよね?」
また、ニッコリと笑顔をみせる。
『まじでか』
「まじです。」
でもまだ分かってなかったんだ…
これから始まる激しいお仕置きに…
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