悪魔×そぷらにーの

□*新しい家
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そしてあたしはティキに千年公って人んとこに連れてかれた。

もちろんジャスデビも一緒で!




「千年公、この子。」


ティキが千年公という人の前にあたしを差し出す。


千年公っていう人の部屋は真っ暗で、イスがポツンとあった。
そしてそのイスを囲むように置かれた多くのお菓子。


つい目を引かれてしまう…

見たことの無いものばかり…


なんだか怖いのに落ち着く。


『あっ、あの!』←声裏返ったっ

「「ふっ」」

後ろでジャスデビが笑いを耐えてる姿が浮かぶ(怒)

「(可愛い…)」←バカティキ



人見知りが激しいあたし…
いつも上がっちゃうんだよね…(泣)



「ええ、わかってまスV」

千年公はそう言いニッコリと笑った
ってゆうか、ずっと笑ってる。



「千年公!こいつノア?!」
デビットが身を乗り出して言った。

「ヒヒッ!ノアの子!ノアの子!」

続いてジャスデロも言う。



そう言う2人を見て深刻な顔つきになるティキ。


そして千年公がまた笑い、

「ハイ、ノアの子デスV我輩が連れて来ましタV」


ノア?聞き慣れない単語が出てくる

それに、この人があたしをここに…





「「おおーー!!!」」

ジャスデビが子供のように興奮する



「まだ覚醒してませんガ、確実にノアの子デスよV」

千年公があたしに近づく…


『あたしが…ノア…?』


そして千年公があたしの頭を撫でて言った。

「そうデスVサラはもう我輩たちの家族ですヨV」


千年公は微笑んだ。


なんとなく…
初対面じゃない気がしたんだ…



「んで!何のメモリーなんだ、サラは…」

ティキが初めて名前で呼んでくれた!
っとゆーか、メモリーってなんだ…?



「ああ、それは…サラのメモリーは"愛"デスVノアの一族にとって重要なメモリーなんですヨV」

みんなの視線があたしに突き刺さる。


ちょっ、恥ずかし///




それよりも…

『愛…?』



「サラらしいな!」


デビットが笑って言った。



そんなことでドキッとしてしまう//



「どんなメモリーなの?!ヒヒッ!」




うーンVと考え込むと千年公はまた話し出した。

「第0使徒、"愛"。ノアであってノアでない…ノアのメモリーの中で1番人間らしくそれがノアにとって無くてはならないのでスV
そして14番目の時も…V」


最後の方、声が悲しそうだった…

そう言った千年公はまたあたしを見て、


「覚醒するまではここで安全に暮らしてもらいまスV」



「えッ!マジで?!よっしゃ!」
「ヒヒッ!やったね!」

2人は腕を振り回しながら叫んでる


だから危ないってば!



「へぇ〜、ここで暮らすんだ♪」


ティキも話しに入る



『いいの?!』


今日出会ったばっかなのに…



「当然でスVティキぽんには触れさせませンV」

「えっ…」



わいわい騒いでいるこの部屋で、なんだか本当の家族だと思える



「サラ!遊ぼーぜ!」

デビットがあたしの手を引っ張って言う。



『わっ!待って―』

「ヒヒッ!デロも〜!!!」



「オヤオヤVジャスデビ君たちにも新しいお友達ができたみたいデV」


「うーん…お友達ねぇ…」




.

(『何して遊ぶの?』)
(「AKUMAいじめる!」)
(「自爆させんだよ!ヒヒッ」)

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