悪魔×そぷらにーの

□*ノアメモリー
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あれから数ヶ月


この屋敷も自分の家みたいになってて、家族もたくさんいてみんな仲良くしてくれて楽しい!


最初はAKUMAとか驚いたけど…



ジャスデビたちとの遊びも危険だけど楽しい!

ティキはセクハラしてくるけど面白い♪

ロードは甘えん坊で可愛いV

スキンは無口だけど、時々遊んでくれる!

ルル=ベルはいつもお菓子くれるし、

なんてったって、千年公が大好き!


あたしを拾ってくれたし!


例えAKUMAを造ってて、そのAKUMAに両親を殺されたって、今の"家族"を憎むことは出来ない…


あたしもその家族の1人だから。




そして今日、その本当の家族になる時が来たんだ―



『あぁ―ー---』


頭が痛いッ割れる―



―誰かの記憶が入ってくるみたいに、あたしの頭の中に映像が流れ込む―

それは深い闇から白い光―


そして1人の人がその中に立っていて手を差し伸べている...



"さぁ、行こう!新世界へ"

って言ってるんだ。



別にデスノート持ってる人じゃなくて…



でもあたしはその手を握らなくて、その人は笑ってたけど泣いてたんだ…

そして光に消えてしまったんだ―



『あ…』

気がつくと涙が出てきてて、ノアのメモリーが覚醒したんだって分かった。




AKUMA、イノセンス、ノアの一族、14番目、終焉―---



14番目...

まだ完全に思い出していないけど、1番気になる…


それからあたしは、ふっと意識を手放した。








"サラ!サラ…"


誰かがあたしを呼んでる…

近いはずなのに、存在が遠くて…
ふわふわしてて、大好きなのに…


届かない、どこか遠くへ行っちゃいそう…







「サラ!サラ!」


あ、次はデビットだ…



『デビッ…ぬわ!!』

ガバッ!!!ゴン☆!!!



「いってぇえええ!!」(泣)



あたしの額とデビットの額がゴッつんコ♪

デビットはあたしがいるベットに背を向けて頭を抑えている



だって、起きたらデビット(ドアップ)が居たんだもん(泣)

いきおいで起き上がったらこんなことに…



『ごめんデビ!』


デビットの背中に謝る



「いや、それより…鏡見てみろよ」


まだ背を向けたまま言う



最初のころは何も無かったこの部屋にも小物などを置くようになった。


手鏡を手に取って自分の顔を見る



『あ…』



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