悪魔×そぷらにーの

□*久しぶり
2ページ/3ページ




* * *



『おはよーございます』

あたしが朝食に向かうと、すでにジャスデビとロードがいた



「おはよぉ、サラ〜」


ヒラヒラと手を振るロード

テーブルには宿題の山…



学校…楽しいとこなのかなあ…

ちょっとロードが羨ましかったりする…



そんなことを思いながら席に着く


もうすでにAKUMAによって用意されただろう朝食



向かい側の席にはジャスデビ


「よお、サラが早いなんて珍しいじゃん!」

「ヒヒ!槍でも降るのかな?!」


バカにしたような笑う2人



そして部屋を舞う食べ物たち


子供のよいに遊ぶジャスデビ



『みんなは?』


あたしは人数の少なさを疑問に思った



ティキやルル、千年公までいない


なんだかつまんない



「ティッキーはプライベート、ルルは仕事ぉ」


サラサラとペンで宿題の空白を埋めていく



「社長はAKUMA造りに行っちゃったよ!!ヒヒ」


ぽすっ!!!

デビットが投げたパイナップルが見事に命中したジャスデロ


パイナップルはジャスデロの頭に突き刺さる


『ジャスデロ、パイナッポー骸、みたい…』


あたしが引き気味に言った



「ヒィ!デロは変態パイナッポーじゃない!!!」


パイナップルを床に投げ捨てるジャスデロ



ああ…骸さんが…


痛々しい骸さんの残骸…




「それよりサラ、今日ひまか??」


デビットが机に豪快に足を組んであたしに聞いてきた



おいおい…机…



『うーん…』


あたしはちょっと考えて、

『特に用事は無いけど?』


とゆーかいつも暇人?




あ、今なんか痛い子だった…









「じゃあさ、オレたちと遊ぼーぜ!!」


デビットは身を乗り出してあたしに言った


それにつれてジャスデロも身を乗り出す

「ヒヒ!」



『うん、いいよ』


あたしは近くにあったミルクパンを頬張った




と、そこへ…

「ちょっと待ったぁ〜」



あたしとデビットの間に割って入るロード


「ジャスデビは仕事でしょぉ〜」



ロードはジャスデビを睨みながら言った


「「あ」」


ロードに言われ思い出したかのように顔を見合わせる2人



「抜け駆けはダメだよぉ!!」


ロードがあたしの腕を掴んで引っ張った


.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ