Anniversary
□君の好きなモノ。
3ページ/3ページ
クロ「フェイタンお前クラピカの事好きだなぁ」
フェイ「団長には渡さないね」
クロ「でもクラピカはお前の気持ちに全く気付いてないぞ?」
フェイ「それは団長も同じよ。むしろ団長は嫌われてるね。」
クロ「嫌いも嫌いも好きのうち、ってやつさ。オレは狙った獲物は必ず手に入れる」
フェイ「奇遇ね。私も手に入れるよ」
クロ「じゃあ勝負だな」
フェイ「望むところね」
フェイ「ところで団長、今までどこにいたね」
クロ「餅詰まらせられたから死にそうになってた……」
フェイ「そんな酷い奴いたか」
クロ「(お前だよお前!)…あぁ、まぁな。それよりフェイタン」
フェイ「なにか?クラピカの好きな物は教えないよ」
クロ「くそぅ!!頼む!まずは胃袋からと言うだろう!」
フェイ「…………クラピカ、辛い物が好きよ」
クロ「辛いもの!○ラムーチョとかか!?」
フェイ「……そうね。辛さ7倍とかのやつね」
クロ「よぅし!オレは○ラムーチョを買い占めする!」
フェイ「(クラピカ、辛いもの嫌いだたはずね)」
この後宣言通りに○ラムーチョを買い占めしたクロロは鎖でぐるぐるにされて口も塞がれ、フェイタンの大量に買ってきたイチゴ練乳プリンを至福の喜びとばかりに食べるクラピカを見て涙を流したとかなんとか。
フェイ「(誰にも渡さないよ。団長にも、誰にも)」
終わり。