Lアキヒカ小説
□赤ずきんパロ
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その頃佐為さんのお家では…
「お願いしますっ!佐為さんと僕を入れ替えて下さい!食べるなんてしません!僕は赤ずきんとお話をしたいのです!」
狼のとーや君が佐為さんに土下座をしていました。
佐為さんは困っている様子…。
「佐為さんの好きなものは何ですか?」
「囲碁…ですかね」
「じゃあ、僕がいつでも囲碁のお相手をしましょう」
佐為さんの眉がピクリと動いた。
「…分かりました。その代わり赤ずきんを食べないようにして下さい。私はタンスに隠れていますので」
佐為さんはタンスの中に隠れました。
とーや君はベッドに潜りこむとドアの方を見ていた。
"コンコン"
「佐為ー!入るぞ?」
ガチャッとドアを開けるとベッドに歩いてきた。
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