妄想駄文★銀魂

□思いどうりにいかないモノ”1”
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「おっ沖田さん!?いいかげんに」
「しっ、静かにしなせぇ。」
新八の唇にそっと人差し指をあてる。
「あんまりうるせえと、その口別の方法でふさぎますぜぃ」
楽しそうに新八の怯えている顔を覗き込んだ。その時、
「たっだいまぁ〜愛しの銀さんのおかえりだよーって、何してんだゴラァァァァァ」
腕にパチンコの景品なのか、紙袋いっぱいのお菓子などを抱えた銀時が叫びながら二人の下へ向かってきた。
「おっとぉ、おかえりなせぇお早いご帰還ですねぃ。」
「てめぇぇ何してやがったうちの新ちゃんに!!!まさか傷物にはしてねえだろうなぁ?」
すばやく新八の上から降りて窓際に立つ。銀時は腰に差していた木刀に手をかけた。
「傷物にはしてませんぜぃ、まだねぃ。そんじゃ俺はもういきまさぁ。仕事があるんでねぃ。また今度でさぁ新八ィ」
そう言うと沖田は窓から出て行った。新八はその背を無言で見送った。
沖田は屯所へと帰りながらさっきの新八とのやりとりを思い出していた。
 楽しかったでさぁ、あの新八の反応。旦那が帰ってこなかったらあのまま続けてたかもしれねえなぁ
自分が起こす一回一回の行動に反応する新八が楽しくて、思わずSっ気を刺激されてしまった沖田は
新しいおもちゃを発見したと素直に喜んだ。
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