妄想駄文★銀魂

□始まりのコイ
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 俺の名は土方十四郎。歳は2×才。泣く子も黙る真選組の鬼副長だ。
そんな(←どんな?)俺は今、人生の窮地とやらに立たされている。
まぁ働いている場所が働いている場所だから、
それなりに人生の修羅場というものもくぐり抜けてきたと思う。
でも今の状況は、ある種今までのとは比ではない。
いや、死にそうとかそんなんじゃなくて……。今いる場所とか…隣に寝てる奴とか…。
とにかくやばい。っつーかマジでなんなんだ?ここは……ラブホなんじゃねーか?
そして隣に寝てる奴は…………。 
始まりのコイ
さかのぼること5分前 土方は頭の痛さで目が覚めた。
 頭がガンガンしやがる…。飲み過ぎた。…つーかここどこだ?
土方は痛む頭を押さえながら、今自分がいる部屋を見回した。明らかにいつもいる真選組の自分の部屋ではない。
趣味の悪い赤い絨毯引かれている床を見ると服と一緒になぜかマヨが転がっていた。しかも中身が入っていない空のマヨが。
何でマヨだ?
ふと思ったところで一気に頭が回転し始めた。そう、昔の記憶を辿る限り周りはどう見てもラブホテルそのものだった。
「・・・えっほんとに?まじで?何で俺はこんな所にいるんだ・・・・・」
一人呟く 頭の中で昨日のことを思い出そうと必死になりながら、ふと隣に自分とは別の少し高めの体温をかんじた。
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