妄想駄文★銀魂

□銀魂高校文化祭!”1”
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今、銀魂高校では文化祭の時期を迎えていた。
各クラスでは文化祭、クラス出し物のラストスパートとして大詰めを迎えていた。
そんな中、まだ何をやるか決まっていないクラスが一つ。
そこは問題児ばかりが詰め込まれたという最凶クラス。3年Z組。
「はぁ〜い、みんな注目。そろそろ本格的にやばいのでおめーら真剣に考えろ」
死んだ魚のような目をしてぱんぱんと手を叩くのはこのクラスの担任。
坂田銀八
「なにがやばいんすか?先生」
手を挙げ質問したのは土方だ。開かれた瞳孔がちょっと怖い。
「おめーやばいっていったらあれだよ。ほら、文化祭の出し物決まってねーのは俺らのクラスだけなんだよ」
「はっ?文化祭って、聞いてねーよ。初耳だぜ」
今まで黙って、というか興味なさげにしていた他の生徒達もざわざわと騒ぎ出した。
「えっ、おめーら知らなかったのか おくれてんなぁ」
「おくれてんなぁ、じゃねーよ!!お前が言い忘れてただけじゃねーのか」
「ちがいますぅ〜。先生はちゃんとみんなに伝えようとしてました。電波で」
「伝わるかぁぁぁ!!なんだ?俺らは受信機か?てめーは司令塔か?」
「えっ?俺司令塔?なんかかっこいい」
あごに手を当てながらニヤリと笑う。
「かっこいいじゃねぇー馬鹿かてめぇ〜は!!」
結局その日は坂田と土方の殴り合いに近い乱闘が続き、二人が我に返ったときにはひとっこ一人教室にはいなかった。
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