妄想駄文★銀魂

□恋は突然に!
1ページ/8ページ


 あーやっぱり何もやることがねぇ・・・。
部屋の外に出てぼーっと空を見上げた


久しぶりに休みがだされ、昼過ぎまで寝てようと布団に包まっていたら見事に斬りかかられた(もちろん総悟に)
危機一髪のところでかわして怒鳴りつけると、「土方さんだけ休みなんてずるいんでさぁ、むかつくんで死んでくだせぇ」とまた斬りかかられた
総悟を部屋から追い出したときには、すっかり目がさえてしまっていた
 
 今は・・朝の8時か
起きる予定だった時間帯とかけ離れた時刻をさす時計の針を見つつ、本日何回目になるかわからないため息を盛大についた

「どうした?トシ せっかく今日は休みなのにこんな朝早くから起きて」
いつの間に後ろにきたのか、近藤が覗き込むようにこっちを見ていた
「俺だって起きたくて起きたんじゃねぇ、起こされたんだよ強制的に。総悟にな」
まったくいい迷惑だと顔に出すと、近藤は豪快に笑って言った
「総悟もかまって欲しいんじゃないか?まぁあいつも、恋でもすれば変わるだろうよ」
   総悟が「恋」?
想像してみる・・・・・・・・・・想像できない
「あいつが恋とか、まずねぇ話じゃねーか?っつーか惚れられた奴がいたとしたら、そいつが不憫でしかたねーよ」
「ん?そうでもないぞ 俺にはわかる。総悟の奴、最近市中見回りに行くときなんだかそわそわして落ち着かないんだ。他のやつらは気づいてないみたいだが、なんとなく雰囲気でわかる。総悟は誰かに恋をしている!!」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ