妄想駄文★銀魂

□キリリク★祝★4554
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新八と付き合い始めて早一ヶ月
そろそろいきつくところまでいっちまっても罰は当たらないんじゃないんですかィ




「そーゆー訳で、今日からここが俺の家でさァ」
「いや、全然意味が分からないんですけど…」

新八の家に上がりこみ、居間に陣取る
恐怖の大王でもある新八の姉、お妙が慰安旅行中であるのは調査済みで
心配することは一切無い

「新八、新八はそろそろ大人の階段を上らなきゃならねぇんでさぁ。いつまでも子供のままじゃ、亡くなった親父さんに笑われちまうぜィ」

新八が安心するように笑みを浮かべてやったつもりだったが

「ふざけないで下さい。そんな怪しい笑み浮かべられたら、頷けるものもうなずけなくなっちゃうじゃないですか」
裏目に出たようだ

「そもそも、沖田さんにはお仕事場に自室があるじゃないですか。ここに住むんなら毎日自力で仕事場に行かなきゃいけなくなるんですよ?」

分かってるんですか?と覗き込むようにしながら問いかけてくる新八に、誘ってんですかィと純粋に聞きたくなる

「それに、大人の階段ってなんなんですか!怪しいことこの上ないですよ」
プンと少し怒ったように背を向けられた
そして新八はそのまま歩き出す

「どこいくんでさァ」
「お茶ですよ。お茶。なんだかんだ言ってもお客様ですし…」
「律儀ですねィ。ま、そんなところもメガネって感じでいいですけどねィ」
「わけわかんねーよ!!なんなんスか!?そのメガネのカテゴリー!沖田さんの中でメガネはどんな印象もたれてるんですか!!!」
「まぁそう怒りなさんな。お茶、入れてくれるんじゃなかったのかィ」

ほっぺを赤くして一生懸命突込みを入れる新八を愛しいと思う

だから是非ともいただきたい

新八が台所へ消えてから、作戦を決行することにした
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