妄想駄文★銀魂

□感情
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必死に自分の感情を抑え込む。
職業柄、感情を抑えなければならないことは多々あった。
  
       落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け

呪文のように心の中で繰り返す。
 銀髪の旦那は俺の変化に気づいたのか「帰るぞ」と言って、こっちに見向きもしないまま新八君の腕を引っ張って消えてしまった。

 二人が消えてしまってから深く深呼吸をした。
いつもの穏和な自分が戻ってくるような気がした。
 ふと新八君の旦那に向けた笑顔を思い出す。
自分を含め他の人に向ける笑顔とは少し違う旦那へだけの笑顔
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