妄想駄文★銀魂

□銀魂高校文化祭!”1”
2ページ/6ページ

次の日、志村新八は驚いた顔で校門に立っていた。
『銀魂高校文化祭へいらっしゃ〜い』というふざけたような看板が、門に綺麗に掲げてあったからだ。
「えっええ?先生の言ってた文化祭って、今日なの!?」

「はい、ってことで今日が文化祭本番だから。おめーら気合い入れていくぞぉー」
「気合いいれてじゃねーよ。本番って僕たちのクラスなんも用意してないじゃないですか!」
教壇に立ち一人おぉーと手を挙げる銀八に向かい、勢いよく新八はつっこみをいれた。
「馬鹿いってんじゃねーよ、銀さんこれでもこのクラスの担任よ?おめーらのために用意はしてきたんだぜ」
ごそごそと、何処に隠してあったのか大きな紙袋を取り出しあさくり始めた。
銀八の周りに生徒が集まってくる。
「おっ、あったあったこれだ」
満足げな顔をして出したのは、『あはんうふんメイド喫茶〜おさわりは、チョットだけよ〜』と書かれた看板だった。
「なにこれぇぇぇ?あんたまさかメイド喫茶とかやるきなの?本当に教師?っつーかおさわりってなんだよ!」
「しかたねーじゃねーか。お前らは昨日気づいたらいなくなってるし、これ銀さん一人で考えて作ったんだよ?一晩かかったんだよ?褒められる覚えはあっても怒られる覚えはねーよ!」
「なに逆ギレしてんだよ。内容考えろよ!メイドって、あんた生徒にメイド服着せるきか?」
「安心しろ新八君。メイド服ってのは男の永遠のロマンだ。あっ、入ってきたお客には「お帰りなさいませご主人様」でいくから」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ