妄想駄文★銀魂

□銀魂高校文化祭!”2”
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新八は今日で最大のピンチに見舞われていた。
今新八の前には土方並みに瞳孔の開いた、片目を包帯で隠している嫌な笑みを浮かべた男が道をふさぐようにして立っているからだ。
「あのぅ、どいてもらえませんか?」
「いやだね、お前なんて名だ?」
「志村ですけど・・・」
早くこの状態から向け出したいため正直に答える。
目の前の男はなんだかすごく怖くて、新八の中で危険信号が鳴り響いていた。
助けを求めたくても求められない。
今いる場所はこの男に引きずり込まれたカーテンの中だったからだ。
人が多いためカーテンが多少ふくらんでいても誰も気にしない。とゆーか誰もそんなところ見ない。
どうしようかな・・・別に何かされたわけじゃないけど、早くこの場を抜け出したいとため息をついた。
その瞬間くくっと男がのどの奥で笑った。
「どーした?ため息なんかついて、つまんねーのか」
俺が遊んでやろーか
新八の頭の横に両手をつく。完全に逃げ出せない体勢になってしまった。
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