妄想駄文★銀魂

□恋は突然に!
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どこからそんな自信がわいてくるのか、はっきり俺に向かって言い切った

「恋は突然に始まるからな、それに恋はいいぞ!!世界が広がるし輝いて見える!俺とお妙さんのように、美しい恋に花を咲かせてだな」
お妙という名が出てくるとこの人の話は長くなる。
妄想の産物なのか、聞いているだけで頭が痛くなってくるのだ

「わりぃな近藤さん、話の途中だがマヨがきれてたこと思い出した。ちょっと出てくる」
いい口実を見つけたとばかりに、まだ語り足りなさそうな顔をしている近藤をおいて屯所をあとにした。


大江戸スーパーに着くまであと少しというところでたまたま前を歩いていた少年が派手にこけた。無視してそのまま目的地までいきたいところだったがそうもいかなかった。
自分の足元にそのこけた少年のものであろう眼鏡が転がってきていたからだ

  めんどくせぇけど・・・しかたねぇなぁ
「おいガキ、大丈夫か?」
あたふたと起き上がり、少し顔を赤くしているドンくさい少年の顔を覗き込んだ
「ん?おめぇ・・・近藤さんの追いかけてる・・」
  いや、でもたしかあれは女だった 胸はまな板のようだったが・・・
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