妄想駄文★銀魂
□内側の恋”2”
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しかめっ面をして睨み付けると、天人は何かに気づいたようににんまり笑った。
「お前、姉ちゃんはどうした?」
「姉上は・・・いません」
「そうか、じゃあ借金は明日の昼まで待ってやってもええぞ」
「本当ですか!?」
「ほんまや。ただし、あのくそ銀髪に言ったらだめやぞ。お前一人でどうにかせぃ。そんで、もしそれまでに耳そろえて返せんかったら・・・お前働け、わしの店で」
「みせ?」
「そうや、前の『ノーパンしゃぶしゃぶ』がだめになったさかい、今度はまた違う趣向で店始めたんや。その名も『パンチラ焼肉』お前さんみたいな可愛い男が男を客にして楽しませてやるって店じゃ」
突然顎をつかまれて上を向かされる。
「お前さん、姉ちゃんばりに可愛いさかい人気でるでぇ。毎晩引っ張りだこや」
「っ、離せ!!そんなの「お前さんに拒否権はない。明日の昼までに金つくらんかぎり、お前はこれから一生男共のおもちゃや」
言うだけ言って顎から手を離すと、「じゃあまた明日、せいぜい頑張るんやな」と笑いながら帰っていった。