妄想駄文★銀魂
□ハッピー?メリークリスマス
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「なんでぃ、俺もおめーになんか用はないぜぃ。用があるのはそっちの荷物君にでさぁ」
いつもの飄々とした様子で、顔色ひとつ変えずに新八を指す
新八は自分に用があるという、最近、半ば無理やり“恋人同士”という関係を結ばされた沖田に目を向けた
「こ、こんにちは、沖田さん。僕になにか用ですか?」
いまだ沖田を睨みつけている神楽に降ろしてくれと頼み、やっと自分の身体が自由になる
あらためて沖田の顔を見ると、ニヤリといつもの独特な笑みを浮かべていた
「何か用って、つれないねィ。今日はクリスマスイブですぜィ。クリスマスイブといえばどんな日か新八も知ってるだろ」
「えっ…ケーキを食べる日?」
「まぁ、それもありですがねィ…その前にそれは誰と食べるおつもりで?」
「えっと、神楽ちゃんと銀さんと姉う「はい、不正解でさぁ」
姉上といいかけた言葉を沖田にさえぎられる