妄想駄文★銀魂

□ハッピー?メリークリスマス
3ページ/7ページ

「なんでぃ、俺もおめーになんか用はないぜぃ。用があるのはそっちの荷物君にでさぁ」

いつもの飄々とした様子で、顔色ひとつ変えずに新八を指す

新八は自分に用があるという、最近、半ば無理やり“恋人同士”という関係を結ばされた沖田に目を向けた

「こ、こんにちは、沖田さん。僕になにか用ですか?」

いまだ沖田を睨みつけている神楽に降ろしてくれと頼み、やっと自分の身体が自由になる

あらためて沖田の顔を見ると、ニヤリといつもの独特な笑みを浮かべていた

「何か用って、つれないねィ。今日はクリスマスイブですぜィ。クリスマスイブといえばどんな日か新八も知ってるだろ」

「えっ…ケーキを食べる日?」

「まぁ、それもありですがねィ…その前にそれは誰と食べるおつもりで?」

「えっと、神楽ちゃんと銀さんと姉う「はい、不正解でさぁ」

姉上といいかけた言葉を沖田にさえぎられる
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ