妄想駄文★銀魂
□射弦透様6000HITリク
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そもそも晋助殿が連れてきた餓鬼ってのは何者でござろうか
高杉がその監禁場所に入り浸るということは、少なくとも死んでいる者ではないだろう
いろいろと考えを巡らせている間に目的の場所に着いてしまったらしい
万斎は戸に手をかけると何も考えずスライドさせた
と同時に臭ってきたのはなんともいえない独特なにおい
かび臭さと、少しの血の臭い…そして精液の入り混じったような臭い
少し驚きはしたものの、さっきのまた子の反応を思い出してなるほどと納得できた
中に足を踏み入れるとそこには、これはまたボロボロの椅子に腰をかけダルそうに外を見つめる高杉と、無残にも柱に無理やり縛り付けられた全裸で精液まみれの少年がいた
「あらら、晋助殿にはソッチの趣味もあったんでござるか」
さして躊躇いもせず高杉に近づくと持っていたものを置く
すると高杉は今気づいたように視線だけをこっちに向けて抑揚のない声で言った
「俺のじゃねぇ。そっちのだ…」
どうやら自分で持って行く気はないらしい
仕方ないとため息をつくとまた食器を手に持って少年に近寄っていった
少年の前に膝をついて床に置く
なにか言われるかと思ったがどうやら気を失っているらしい
ぐったりとして目をつぶっている様がなんとも痛々しかった
涙の筋が頬にいくつも走っていて、口の端は切れて血がにじんでいる
肌は空けるように白く、しかし所々殴られたような跡や噛み付かれた痕が残っていて、逆に扇情的でもあった