10/06の日記
23:18
赤執事の真価A
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だって、長い期間の日常生活で同じ人格を演じ続けるなら、なるたけ負担の軽くてやりやすい性格の方がいいじゃないですか。
それなのにあえて自分と対極にあるキャラにしたのは、それなりの理由があったんじゃないかなと。
・マダムの性格 (傍にいるのに適していて、二人でいる所をはたから見て違和感のない執事とは?)
・バーネット邸 (都会にある屋敷の中で、他の使用人と軋轢を生まない様にするには?)
・死神派遣協会 (見つからない様に、人間の中に溶け込める様に)
…などなど。
そうした要素を色々考えた上でああいうキャラにしたのだとしたら、あの『地味グレル』は“マダム・レッド用の執事”という事になります。
だから、シエルに仕えるのなら、グレルはちゃんと“シエル用の執事”を演じるのでは?と考えて悩んだ訳です。
でも、原作で彼が演じた“執事”は今の所、あの一人のみ。
なので、こちらでも彼には『地味グレル』としてシエルの傍にいてもらう事にしたのでした。
これから原作で、彼が再び女優の力を見せる時は来るのでしょうか…。
演じるとしたらどんな風にその必要に迫られるのか…。
本領を発揮する名女優グレルを見ることができる日が、楽しみです。
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23:16
赤執事の真価@
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12巻でついに再登場を果たし、今までの空白の時間を埋めるかのように思いきり動きまわって活躍しているグレル。
そんな彼については気になる事が色々あるのですが、特に気になっているのが『女優』についてです。
『大女優=さまざまな役を自由自在に演じ分ける事ができる』
…という事だと、私は解釈しているのですが…どうなのでしょうか。
実を言うと、長編『Red Moon』の大まかなストーリーを組み立てる段階で、グレルがシエルの執事になる、と決めた時、「彼はどんな執事を演じるんだろう?」とふと思い、しばらく悩みました。
ジャック・ザ・リッパーの片割れとして、マダム・レッドの傍にいた彼が演じたのは『大人しく気弱で、地味な執事』でした。
“不器用で失敗ばかり”なのは、もしかしたら素でやってたかもしれないので敢えて抜かすとして(笑)、彼は自分で選んだ主と一緒にいる為に、「こういう人格(キャラ)を演じよう」と考えた上で決めたのではないかなと思うんです。
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