12/14の日記

17:59
生執事感想11
---------------
→続き


◇セバスチャンと対峙するウィリアム。
言葉を交わす中、渡された名刺をセバ下さんがぽいっと後ろに投げるのですが…この投げ方も美しかったです。
宙に投げられた名刺は真っ直ぐ飛んでゆき、舞台装置(二階に上がれる橋のようなもの)にカンッとぶつかり、ヒラヒラ〜っと落ちていって、おお…‼︎と思いました。あんな上まで飛ぶものなんですね。

その後のグレルのデスサイズを受け止めるシーンも、二人の動きが洗練されててかっこよかったです。

◆グレルを連れて帰って行ったウィリアム。
一人は第三者に連れて行かれ、一人は死んでしまった。
番犬が狩るべき対象がその場からいなくなり、緊張を解く二人。
シエルは疲れきっていたんだろうなと思います。体力的にも、気持ちの面でも。
それでも悪魔(セバスチャン)を頼ろうとしないところに、彼の誇り高さが見えた気がしました。

◇事件があやふやなままで終わった事に納得がいかない警察組。
…と思いきや、安定のコントが全力で披露され、シリアスな場面が続いて張り詰めた空気になっていた会場を再び笑いの渦に巻き込んでくれました。
ドルさんのハンクスとアバーラインに対する扱いの違いがはっきりし過ぎていて可笑しかったです。バナナって…(笑)

◆事件の犯人が誰かを女王に報告しないシエルに対して不信感を抱くWチャールズ。
原作ではこの時まだ彼等も女王も登場していなかったから、犯人の正体は女王に報告しないのかい?ってシエルに訊いてる劉の台詞をあまり気にしていなかったのですが、今改めて考えると、女王サイドの面々はどれもただ者じゃない人達ばかり。そんな彼等に対して報告しないって、相当まずい事なんじゃ…と見ていて不安になりました。
しかも、


「そういえば、ファントムハイヴ伯爵の叔母君が亡くなられたらしい」

「…このタイミングで?」


疑われてる‼︎シエル、めっちゃ疑われてますよ⁉︎(汗)
これに重ねてサーカス編のあれだものなあ…幽鬼城殺人事件編でお仕置きされるに至ったのは、もしかしたらこの時の事も理由に含まれているのかもしれません。


→12へ続きます

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ