01/07の日記
18:59
謹賀新年&生執事感想12
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あけましておめでとうございます。
今年も黒執事を応援&好きな気持ちを表現していこうと思うので、「山吹色の雪だるま」をどうぞよろしくお願いします!
以下は生執事感想の続きになります。
それでは、どうぞ。
→続き
◇マダムのお葬式。
棺桶が置かれ、シエルはその中に向かって話しかけます。
AKANEさんが中にいるのかな…と気になったのですが、中が見えそうで見えません。
背伸びして見てみたい衝動に駆られたのですが、いやいやそうしたら後ろの人に迷惑がかかる!駄目!と葛藤していました(苦笑)
そうして歌い出すシエル。
その歌は、マダムが歌っていた、あの歌。
静かに、けれど芯のあるはっきりとした歌声を聴いて、胸が苦しく切なくなりました。
そうしていたら、静かに橋の様な舞台装置の上にマダムが現れたのです。いつもの真っ赤な服装で。
下で歌い続けるシエルに合わせてハミングを始めたのを見て、涙ぐんでしまいました。
女王の番犬と切り裂きジャックとして敵対した二人だけれど、でもやっぱり二人は大切な家族で、互いに深い愛情を持っていたのだな…と、歌を聴きながら思ったのでした。
◆お墓の前で。
ここ、劉→葬儀屋→セバスチャンと、それぞれシエルに言葉をかける原作通りの場面なのですが、生で演じている所を観ている内に、何だかシエルが可哀想になってきました;
だって…期待しているよとかそんなのはつまらないとか弱虫ですかねとか…実の叔母を敵として狩らなければならなくて、死に別れてしまった少年にその三連コンボはちょっときついんじゃ…と思ってしまうのです(−_−;)
この三人は全員(この時点で)シエルの味方という立ち位置で、牙を向ける事はしないし、助けを求めれば力を貸してくれるけれど、愛情を持って心配したり優しくしてくれる訳じゃないんですよね。それこそマダムの様に。
味方で、味方である事の見返りを求める関係。ギブアンドテイクで、ビジネスライクな関係。
そう、それこそが、シエルが求めていた子供騙しや甘えの無い大人としての関係なのは解るのですが…それでもやっぱり、こういう辛い時に周りにいるのが「さあ、君はこれからどうする?」って様子を伺っている味方だと、気持ち的にかなりしんどいんじゃ…と思ってしまうのです。
三人の中で唯一葬儀屋は、シエルのおばあちゃんの事があるので、もしかしたら心の中では心配してくれてたりするんじゃないかなーなんて少し期待しているのですが…それでも考えが読めないひとなので、不安になってしまいます。
だからこそ、エリザベスやエドワード、ソーマやアグニ、使用人達がシエルの側にいる事がすごく良かった、と思うのです。
セバスチャンが言っていた様に、いつか駒ーーシエルの大切な人達が亡骸として積み上がる日が来るのでしょうか。
あのイメージ通りには、どうかならないで欲しいと思いながら、彼等のやり取りを見ていました。
→13へ続きます
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