01/31の日記

11:34
生執事感想13
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→続き


◇ラストシーン。セバ下さんの美声が会場に響き渡ります。
その歌はすごく胸に迫ってきて、聴いていてドキドキしました。
DVDやCDを聴いて優しい歌声だなあといつも思っているのですが、やはり直に聴くのはパワーが全然違くて、感動しました。
そして、会場へ向かって歌う彼の後方で、シエルが一人歩いて行き、舞台の真ん中に立つ巨大なチェスのキングの前に立ちます。
そうして、キングを見上げてそっと手を添える姿が印象的でした。
シエルはこの時、何を思っていたのでしょうか…。

◆カーテンコール、今までに登場した役者さん達が舞台に勢揃いする光景は圧巻でした。
その日コメントを言う人として松下さんに指名されたのは…Wチャールズの二人‼︎
何度も声を揃えて言おうとして、何度も絶妙のタイミングでずれるところが、逆にお二人の息ぴったりさを感じさせて素敵でした。





そうして舞台は幕を閉じ、私達はアンケートを書きDVDの予約をして会場を出ました。
駅までの道のりを歩きながら、まだ頭の中は舞台の余韻が残っていて、何だかふわふわしていました。
友人と感想を怒涛の勢いで言い合いながら見慣れない街並みを歩いたのも、いい思い出です。
やっぱり生の舞台って、ものすごいなあとしみじみ思いました。
今回運良く観に行く事が出来て、とても幸せでした。



そして、パンフレット。
枢先生がマダムとグレルの二人を描き下ろされていて、会場で初めて見た時は感激してしばらく固まってしまいました。
やはり「切り裂きジャックの二人」の為、ダークで妖艶な感じなのですが、相変わらず距離感の近さは健在で、ぴたりと寄り添う姿が美しいです。
しっかりと握りしめ合った手が印象的でした。

そして、一番最後のページには、植原さんグレルとAKANEさんマダムの写真が載っていて、一つの英文が添えられていました。



“You and I, we’re like two peas in a pod.”



これを訳すと、



「私達って、まるで同じ莢の中に入った二つのエンドウ豆みたいね。」



となると思うのですが…。
これは、二人が似た者同士とか、誰よりも近しい存在とか、そういう意味かな…と思いました。
どちらが言った台詞かが気になったり、二人一緒にいる時にこういう会話をしてたのかなと考えたら、何だか切なくなりました。



それでは、生執事感想を終えたいと思います。
全部書き終えるのに数ヶ月もかかってしまいましたが、ここまでお付き合い頂いて、ありがとうございました!o(^-^)o

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