ヴァン騎士×ぬら孫

□第4夜
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「では、説明しますね」


私の真剣な声音にさっきまで騒いでいたのをやめ、私の声に耳を傾けた。




「私たちは吸血鬼です。人を喰らう人の形をした猛獣…
それが私たちです

ところで、あなたたちが思う吸血鬼ってどんなものですか?」

うーんと言いながらリクオが答えた

「そうだね、
吸血鬼っていうと生きるために血を吸ってるって感じかな?
あとは噛んだら噛まれた人も吸血鬼になるとか
銀のナイフで刺されたら死ぬとか
陽の光に当たると灰になるとかかな」


「どこの世界も吸血鬼ってだいたいそういうイメージなんですね
まあ、半分あたりで半分ハズレって感じでしょうか?
吸血鬼っていうと血がないと生きていけないって言われたりしますけど実際そんなことないんですよ
ただ私たちは自分の欲求のために血を欲するんです
確かに空腹でも吸うんですけど、好きな人を求めたりとかそういうかんじですかね?

にんにくも銀のナイフも陽の光も効かないです
特殊な銀で出来た武器なら死ぬんですけどただの銀では死にません
まあ藍堂くんは死んじゃうかもしれませんけど、私は死なないですね

吸血鬼に噛まれてもほとんどは吸血鬼になることはありません」






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