小説

□兄さん……
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兄さん……ごめんね





「兄さん」僕の兄さんはとっても優しくて自慢の兄です。
「なんだい?レギュラスやけに元気だな」
「だって、後一週間でホグワーツに入学だもん」
「そうか、楽しみか?」「うん!!」その日の夜の事だ。


「母さん?」凄く恐い顔していた。
「レギュラス行くわよ。純血と半純血はやっぱり共存出来ないのよ」
何を言っているのか分からなかった
「母さん?どういう」
「良いから−この子をよろしくお願いします」
目の前には黒い服を着た男…
「分かった、この子は立派な魔法使いに育てよう」
「兄さん……」



それから、一週間が立った
僕はホグワーツに入学した
最初は組分けか…兄さんと一緒が
いいな

そんなレギュラスの思いは虚しく

「むむ…溢れる才能、兄とは違うタイプじゃの…ふむ スリザリン!!」

「…そんな…」レギュラスは深く落ち込んでいた
「兄さん……」否定したかった、すべてに対して



その選別から半年がたった、
目の前から兄さんが歩いてきた
「……にい…」言いかけて気付いた
もう繋がりがないということに
家も寮も何もかもが違う…
もう関わる理由が…ない
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