マギ夢

□さようなら
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港についた
ふう………あとは船に乗るだけ…!


高ぶる気持ちを抑え、船に乗り込む


これで…紅玉様に会え(ドンッ

『………っ』



「すみません!!!お怪我はありませんか…?」

『…いえ。』


なんでなんでなんでジャーファルさんがいるの?

とりあえずフードを被ってたので幸い向こうは気付く事はなかった。


『はぁ……』



「すまん待たせたな」

「遅いですよシン」

シンドバッド様…!?

「まあ…少しぐらいいいじゃないか……っとそこのフード被ってるお嬢さん」

『ッ………』

「これ落としましたよ」


そう言ってシンドバッド様は私のまえにひざまずいて下から私の顔を覗きこんできた


「……ッ!?



名前?」


まずい…ばれた…


逃げ…なきゃ!!




ずりっ…

ドスンッ……


『……あっ』



「余計な魔力使わせやがって、どうして逃げるんだ??名前」


『ぅ……』


「さ、帰るぞ」


私はシンドバッド様に抱き抱えられた


『いや……です。離して下さい離し「駄目だ」

『離せ離せ離せ!!!』


「わっ…」


抱えられてる手を無理矢理解くとドスンと派手におちた。

うわ…痛いわ…

「熱もあるのに…おまけに魔力操作したのによく動けるな」


『うるさい…私を煌帝国へ返してください』


「勘違いするなよ?俺は煌帝国の王に許可とってお前を買った。」






『嘘ですよ!!!!』


「本当ですよ名前さん。なんなら煌帝国のものに聞けばどうです?」


『ジャ…………ファ…ルさん』




「さあ戻ろう…名前。俺達の王宮へ」


『は…い』




私はシンドバッド様に王宮へ連れ戻された



そっか…私買われたんだ…。





じゃあ紅玉様も知ってるんでしょうか。





さよなら紅玉様
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