おたく×ヒロイン×3

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ウィッグもセットしたし…衣装着替えたし。あ、美羽ちゃんが来た。
って…かあいいっ!
よしとりあえず落ち着こう。


愛乃「さぁー行こうっ」

『あっ…うん!』


跡部「じゃあカラオケ大会始める!最初は誰だ?」

佐納「はぁいはぁいVVあたしだよぉ?」

カラオケ大会始める前にくじを引いた。美羽ちゃんとデュエットするから私と美羽ちゃん合わせて特別に三枚引かせてもらったのだ!さすが美羽ちゃんパワー!なんかカラオケだりーとかパスとかするひとが結構いた。女子では三宅だけがパスと。ちなみに私達は奥でスタンバイ中なのだー。


跡部「………はぁ」
跡部さんがため息吐いた!跡部さんがため息吐いた!佐納パワーは悪い意味でのヤバイらしい…。

佐納「〜〜〜〜〜♪」

誰も佐納さんの歌聞いてませんね。ははは…もう笑うしかない。

佐納「景吾ぉ〜私の歌聞いてたぁ??」

跡部「キメーんだよ。初対面なのに俺様の事を下の名前で呼ぶな!テメーの歌なんて誰一人きいてねーんだよ…。」

佐納「うぅっ酷いよぉ〜〜」

−佐納咲枝退場−
これは集団リンチではありません。佐納が悪いんです。


三宅「くだらない…。いきましょ?周助…」

不二「クスッ…いいよ」

三宅、不二さんどこかにいってしまいました



もうどうにかしてくれ…。ずいぶんと自分勝手ですな。


私と美羽ちゃんの番がきた。ステージ?にたってみるとはい、わかります。皆の目は美羽ちゃんへと。誰も自分の事は見てないのさっ! まぁ目立たないのもいいかもしれない。

〜〜♪ 音楽が流れ私はシェリルパートだから最初だよね。
『星を廻せ世界の真ん中で−−−−−−−

愛乃「君がまもーるドアの鍵デタラメ〜」

美羽ちゃんうまいっ!そして可愛い!さすが逆ハー体質少女。

歌が終わると
謙也「美羽歌うまいなー」
財前「美羽センパイは俺の物ですから先輩とらんでくれません? 」

愛乃「も〜光は!!」

等々…わかります。誰も私のパートを聞いてないですよね。それよりこいつ美羽とハモりやがって…的な目で私を見ている気がする。もうヘタでごめんなさい。これでも練習したんだよーだ。

白石「名前って歌うまいんやな」

『あっ…ありがとう。お世辞でも嬉しいよ』

白石「お世辞やないって」

『それよりカラオケ大会中止になりそうだね…』

白石「そうやな…」
実は美羽ちゃんが歌ってから皆が騒ぎ出してもうカラオケどころじゃない…。


跡部「カラオケ大会は中止だっ!皆俺様の美羽から離れろっ!」

芥川「えー跡部の美羽じゃないC」

跡部「うるせぇ!美羽俺と一緒にVIPルームでディナー食べるぞ!」

愛乃「きゃっ」
跡部さんが美羽ちゃんをお姫様抱っこしてVIPルームへつれていった。いいね愛されさんは。

メイド「皆さんもどうぞ。こちらです」
なんと私達も高級ディナーらしい。さすがお金持ちっ!跡部さん太っ腹〜。いやぁ楽しみですなー。さぁ、れっつごー!
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