リレー連載
□プロローグ
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なんだかんだありサッカー部の練習場へとついた茉莉達を待っていたのは憧れのサッカー部であった。やはりサッカーの名門校ということで見学者は多かった。
「ひぇ〜こんなに大人数からレギュラー選ぶのか…」
「まず入部テストがあるって話しですよ」
「ええ〜テストがあるの私テスト苦手」
「マネージャーならないっしょ」
「マネージャーじゃないし選手希望だもん」
「えっあっ…まあ…去年から女子も試合にでれるし…いいんじゃね」
「でしょでしょ〜」
盛り上がっていく浜野と茉莉を尻目に呆れたような周囲の視線を感じ焦る速水そんなことお構いなしに話し続ける二人そして
ただ今より雷門中学校入学式を行います。新入生の皆様はそれぞれの教室へ集合してください。繰り返します。
という校内放送が流れ自分のクラスに向かう生徒達
「ちゅーか明石クラスは?」
「私1A、そっちは?」
「俺らもA組」
「じゃあ一緒に行こうよ〜」
3人で教室まで歩いていく
教室につくと既にいくつかのグループができていた
「このクラスから新入生代表がでるらしいよ〜しかも女の子みたいだよ」
「みたいだね〜」
「誰の話ししてるんだろうね」
「新入生代表ってことはおそらくですが入試で首席だったということですね」
「へー」
そんな風に話しをしていると教室の扉が開き
「みなさん。おはようございます。それでは早速ですが体育館の方へ移動したいと思います。」
入ってきた女性はどうやらこのクラスの担任のようで体育館へと1Aの生徒達を案内していく
廊下を歩き体育館へ到着すると案内されたイスに座る
「浜野くん、速水くん一つイスがあいてるんだけどどうしたのかな?」
「遅刻じゃね?」
「いくらなんでも入学式に遅刻はないですよさっき話題に上がってた新入生代表の人ようじゃないですかね?」
「そうかもね〜どんな子なのかな?」
ざわつく会場、在校生達が入場ししばらくすると会場の照明が薄暗くなり式が始まる
これより第75回雷門中学校入学式を執り行います
一同起立
その言葉で入学式が始まった