鹿×兎

□KISSしたまま、さよなら。V
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あれから一週間



俺たちは秘密の関係になった




もちろんメンバーにも言っていない



ジュンスにも。




ごめん、ジュンス。

お前にだけは秘密は作りたくなかったけど


俺はチャンミンをつなぎとめておかなくちゃいけない。


だから

隠す。


ごめん・・・





でもそれよりも悲しいんだ。







だって、チャンミンは俺を受け入れてくれるといったけれど



結局
いまだチャンミンのココロはジェジュンへと向いているんだ。


俺じゃない。




所詮俺はただの暇つぶし・・・





だけど



それでもいいから。


それでも

チャンミンをつなぎとめておきたいんだ。





すきで




好きで




ずっとずっと好きでいた






もう好きじゃ足りなくて。








それくらい思っているのに。




やと手に入れて、


容易く手放すことなんてできないってば。








ほら、



こういうときも




ふとチャンミンを見つめれば

お前はいつもジェジュンを見つめているんだ。






その度

俺の心はどうしようもなく締め付けられる。




折れそう。







なぁ

チャンミン





早く俺の元へ



心ごと全部来いよ・・・









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