鹿×炎

□#10
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「・・・・・・・」




こんなところで


まさか


そう思って下を向いていると





_____ちゅ




「・・・!!!!!????」






頬にやわらかい感触がして、

びっくりして顔を上げる








すると、

チャンミニヒョンがテーブルに頬杖をついて、

さっきのジェジュンヒョンよりも可愛く

小首をかしげて、




「ミノは僕のものになったんでしょ?」





あの艶っぽい視線で言った。






「や・・あの・・・ぼっ僕・・・///」


「?」


「チャンミニヒョンはなんでこんな僕のことなんか・・・・」


「ミノ」

「・・・」


「ミノは僕が見てきた誰よりも魅力的だよ。」

「・・・・」



そんな歯の浮くような台詞も

チャンミニヒョンが言うと、
なぜかときめいてしまう



「・・・僕なんて・・・・なんにも持ってないし、歌もまだまだだし、ダンスだって」

「僕は歌やダンスがうまい人と付き合いたいわけじゃないよ。」

「・・・」

「ミノに夢中なんだ。わからない?」

「わ・・・わけわかりません!」




赤面しながら

たじたじと反抗する。



「そう?じゃ、もっと誘惑しないとだめみたいだね。」



「ゆっ・・・///」





誘惑!!??


僕は誘惑されてたのか!?










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