鹿×兎

□kissしたまま、さよなら.T
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JJ「チャンミン、お風呂あいたよ。」



いつもの様に、疲れた躰



CM「あ、じゃあ入ります。」




いつもの様に
ジェジュンの後にシャワーを浴びるお前









「...........」








―――バタン








――――ジェジュンを一番に慕っているお前








JS「ユチョン…どうしたの?」

「え…何?ジュンス?」


視線を戻し、軽く微笑みながら答える



あいつらのやり取りを見てるだけで


胸が苦しくなる.


JS「なんか....泣きそうユチョン…」


「....そんなことないでしょ〜も〜」


ジュンスのばーか、なんて云いながらふざけたように振る舞う



JS「人がせっかく…」


JJ「何々?どしたのジュンス?」



プシュッと缶ビールの桜音を響かせながら隣に胡座をかくジェジュン.




「別に?ジュンスが変なこと云ってるだけだよ、ヒョン」

誰にも気づかれないような作り笑いをする俺



JJ「え〜ジュンスったら〜」

それに気付かず笑うヒョン




なんて
馬鹿なんだろう




「あはは。ジュンスはお子ちゃまだな〜」




あはは


あはは







そう
口元に力を入れろ俺








気付かれてはならない





親しげに話すヒョンとチャンミンを見て

嫉妬に狂っていただなんて.








知られてはならない










俺が



チャンミンを好きだなんて…












だって

チャンミンはジェジュンが好きなのだから。
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