Dream 2

□咳と遊女と沖田の話。 
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「…、………っ、」




けほ、と灯りの消えた部屋に乾いた咳。



押さえた手には生暖かい血の感覚。



それを月明かりのもとで確認した瞬間、死というものを、改めて覚悟した。







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