FAIRYTAIL longstory
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(グレイ視点)
「ナツ大丈夫か?」
「ぅぷ・・・・。」
「無理か。もうすぐ着くから我慢しろよ。」
いつも通りのナツの乗り物酔い。辛そうだなぁ…。
キキーッ!!
何だ!?音が聞こえたと思ったら凄い揺れが…。あ、ナツが。・・・・列車がとまった?
「ぅ…?動いてない?」
「あぁ。ブレーキをかけたみたいだな…」
「こんな時に…。私見てくる!!」
「いや、私が行こう。」
「ルーシィ。ここはエルザに任せようぜ?」
「・・・・そうだね!」
「少し待っていろ」
エルザはそう言ってから行った。何かあったのか?
「なぁ!グレイ!見に行こうぜ!」
「ナツ…エルザに怒られるぞ?」
列車が停止して揺れてないからナツが元気だ…
「ぅ…それは、嫌だな…。」
「だろ?だから待っとこうぜ?」
「つまんねぇ…」
「ナツゥ…アンタ発車したら直ぐにダウンするんだから今の内に寝たら?」
「無理。」
「今寝れても発車したら直ぐに起きるもんな…」
「あぁ。」
「エルザ…大丈夫かな」
「エルザだから大丈夫だろ」
「言えてる。」
エルザが居ないのにエルザの話題で盛り上がるのも悪いが…。逆に言えばエルザが居ないから出来るんだが…。まぁ…エルザが戻ってくるまでは良いだろ。