FAIRYTAIL longstory

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(グレイ視点)




「力?何の事だよ!」

「気付いていないのか?」

「?」

「お前の力を覚醒させれば…」

「覚醒?」

「まぁ、いい。お前は我々と共にきてもらう」

「誰がテメェらなんかに着いていくかよ」

「こないと言うなら力ずくだが?」

「やれるもんならやってみろよ」

「・・・・」

「?」

「グレイ…」

「?」

「誰なの?」

「知るか。」

「じゃあ、なんで?」

「俺の事を知っているかって?」

「うん」

「知らねぇよ。」

「そんなハエ共と居るより、俺達に着いてきた方がマシだと思うが?」

「ハエ?誰がだよ」

「お前以外のフェアリーテイルの奴等さ」

「フザケてんじゃねぇぞ?ハエだと?」

「フザケてなどいないが?」

「テメェ…。」

「さぁ…我々と来るんだ!!」

「アイスメイクランス!」
「っ…。・・・・我々と一緒に来ないと言う事かね?」

「あぁ。俺はフェアリーテイルにいたいんでね。」

「ぐ…。(力を手に入れなければ…)」

「ルーシィ。ナツ達が心配だ。アイツらなら大丈夫だと思うが…行くぞ。」

「え…。ちょっと待ってよ!」


・・・・嫌な予感がするんだ…。何かはわからない。でも、ナツ、エルザが危ない…。アイツの相手をしている暇は無いんだ。『俺の力』ってヤツがなんなのか知りたかったが、今はそんな事気にしてる暇はない!








→あとがき
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