FAIRYTAIL longstory

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(ナツ視点)



・・・・ん?今・・・・グレイの声が。気のせいか?・・・・いや、気のせいなんかじゃねぇ!グレイ!


「ナツ〜?どこ行くの?まだエルザからの指示・・・・サインは無いよ?」

「・・・・グレイの声がしたんだ。」

「グレイの?」

「あぁ。だから行く」

そう言って走った。ハッピーがまだなんか言ってた気もするけど…そんな事よりグレイだ。・・・・グレイがあんな事を言うって事は…エルザ達もヤバいって事か!?エルザにかぎって…



『グレイ・フルバスター俺達の力になるか?』

「誰がテメェらなんかの力になるかよ」

グレイ?・・・・誰と会話してんだ?ちょっと聞いてみるか?

『チッ…やれ』

『女を傷付けるのは趣味じゃないが…悪く思わないでくれよ?』

「ルーシィには手を出すな!やるなら私にしろ!」

エルザ?・・・・聞いてる場合じゃなさそうだな…


「――――」


!?・・・・グレイ、本当頭イカれたか?でも、グレイの頼みだ。やるしかねぇだろ


「火竜の咆哮!」


ドカン!

大きい音で建物の半分が崩れた


「ナツ!いいところに!コイツらを片付けてくれ」

「おう。」

エルザに言われて俺はエルザ達を囲っていた敵を倒した

「助かった。・・・・お前達の負けだ。グレイを返せ」

「返さないなら力ずくになるわよ?」

『やれるもんならやってみな。』

グレイを前に出して盾にしやがった。

『手も足も出ないか?』

「・・・・ナツ」

「あぁ。・・・・火竜の」

『!?いいのか!?』

「別にいい。お前らの力になるよりはマシだ」

「咆哮!」

「くっ…」

『ぐぁあ!!』

敵は黒焦げ…。グレイは・・・・無傷!?

「あー・・・・あつ」

「お前なんで…無傷なんだよ!?」

「俺だけを氷でおおったんだよ。」

マジか…。スゲェな。無傷なら良いか。

「てか…お前遅い!」

「来てやったんだからいいだろーが」

「良くねぇよ!」

「にしてもグレイがあんな事を言うとは思わなかった」

「あー!!言うな!言うな!」

あ、顔赤くなってる…可愛いなぁ…。



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(まさかグレイが「お前なら出来るだろ?俺達を助けろ」なんて言うとは思ってなかった)

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