FAIRYTAIL longstory
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(グレイ視点)
ナツと俺はルーシィの家に着き、中に入った。
「あ…早かったわね。重要な話はエルザがきてからよ。」
中にはルーシィとハッピーしかいなかった。
ナツと俺が椅子に座った時、エルザがきた
「全員そろったな。話をする。ちゃんときくんだぞ?」
「あぁ」
「おう」
ナツと俺が返事をするとエルザが喋りだした
「グレイの力の事なんだが…」
エルザが言うには
『グレイが一億年に一度の魔力の持ち主だとしたら、覚醒が遅すぎる。違うとしたらまた別の何かか…。後、覚醒するまでに魔法を覚える事は無理らしい。グレイは魔法を使えている。矛盾しているだろう?そして治癒魔法。治癒は古代魔法だ。お前はなぜ使える?』
あ…そうだよな。なんで…俺は使えるんだ?俺だってさっき使えるって知ったばかりだぞ?
「俺にもわからねぇ…」
「そうか。・・・・グレイの力がなんなのかわからない以上、一人でいるのは危ない。ナツ、グレイと一緒にいてやれ。」
「は?」
「俺!?」
「そうだ。ナツ、お前だ。」
「なんで俺が!?」
「恋人を守りたくはないのか?」
「・・・・えぇ!?なんで知ってるんだよ!?」
「わかるさ。何年一緒にいると思っている?」
ぅ…。バレてる…。隠したかったのに…
「あー…わかった。グレイの事は任せろ」
は?何勝手に決めて…
「任せたぞ。グレイ、お前も治癒魔法が何故使えるかわかったら直ぐに言うんだぞ」
「・・・・あぁ」
「話は以上だ」
重要な話だったのか?今喋ってたの…
「おーっし!グレイ帰るぞ!」
「ぇ…・・・・おう」
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(今日からずっと一緒にいれるな!)
(・・・・そうだな)
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