FAIRYTAIL longstory

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(ナツ視点)


「これとこれと・・・・あ、あれも下さい」

今、八百屋的なところに来ていてグレイが色々な野菜を指差しながら、おばちゃんに言ってる。

「はいよ。いつもありがとね!」

「こちらこそ、いつもありがとうございます」

・・・・グレイが敬語?でしゃべってんぞ!?似合わねぇ!普通に喋れ!!

「グレイ…はやくしろよ…」

「見たことない顔ねぇ。お友達?」

「はい。待ってるんで行きますね。・・・・ナツ、行くぞ!」

お友達って…。俺達恋人だよな?・・・・ツンデレ?マジか。

「次は何買うんだ?」

「布団」

布団!?絶対に買わせねぇからな!

俺がそんな事を思っている時に、街中で爆発音と悲鳴がきこえた

「!・・・・ナツ!」

「おう!!」

俺とグレイは直ぐに爆発があった場所に向かった。

そこでは…女の人が胸ぐらを掴まれていて、首もとに剣を突き付けられていた

『グレイ・フルバルターと言う男がどこにいるか知っているか?』

『し、し、知りま、せん…。』

「ナツ、助けるぞ。」

「おう。」

俺とグレイ、二人で敵に突っ込んだ。

ちょっとした戦闘になったが、女の人も無事救出した。女の人を直ぐに逃がして、近くにいた街の人も避難させた

「久し振りですね。グレイ・フルバルター、ナツ・ドラグニル」

奥から一人の男がこっちに向かってきた。久し振りっていってたけど…あったことあるっけ?

「・・・・お前は、あん時の…」

「フフフ…。さぁ、姫。私達と一緒に来てください。」

姫!?ぇ…今コイツ姫って言ったよな?

「・・・・姫って誰だ?」

「貴方です。」

「俺は男だ。」

「知っています」

「・・・・兎に角、俺はお前と一緒に行かねぇからな」

「そうですか。なら、力ずくで」

そう言った瞬間…ソイツは俺達の前から消えた。

「どこに行きやがった!出てこい!!」

「ナツ!落ち着け。」

「・・・・」

「・・・・ナツ!後ろだ!」

!?・・・・火竜の・・・・

「翼撃!!」

「くっ…。あの時みたいにはいきませんか」

あの時?コイツ俺のこと知ってんのか?

「お前誰だよ?」

「な!?」

「・・・・コイツは列車で俺達を襲ってきたやつ」

「ああ!」

やっとわかった。と、なりゃあ・・・・

「仕返しだ!」

「く…。フッ、良いでしょう、きなさい。相手してあげます」

なんで上から目線なんだよ!?スッゲェムカついた。コイツは俺が殺る!!



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(ナツ…気を付けろよ)
(あぁ!絶対お前は守る!!)

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