FAIRYTAIL longstory

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(ナツ視点)


「火竜の・・・・」

「させませんよ!」

と言ってもうスピードで俺に近付いてきて脇腹に蹴りを入れた

「ぐっ…。・・・・へっ、やるじゃねぇか。」

「フフフ…。その余裕はどこまでもちますかね?」

「それはこっちの台詞だっての!」

「フフフ…。」

余裕な笑み…。スッゲェムカつく。なんだよ!ウッゼェなぁ…

「お前…どこのギルドの者だ?」

グレイがきいた。そんなんどうでも良いだろうがぁ

「フフフ…。それは教えられませんね。」

「名前は?」

「・・・・ラナル・レイリー。」

ら、ラナル・レイリー!?どっかできいた事あんぞ!?

「聖十大魔道・・・・の一人か…」

聖十大魔道!?じっちゃんと同じ!?コイツが?

「フフフ…」

「お前…闇ギルドにいるんじゃねぇのか?」

「正規ギルドにいますよ。闇ギルドにもいますが」

「・・・・」

「そろそろ・・・・姫を渡してもらいましょうか?」

そう言った瞬間…さっきとはまるで違う魔力と殺気がラナル・レイリーから溢れ出た。

「!・・・・下がってろ、グレイ」

「ナツ…。無理だ。聖十大魔道に勝てるわけがねぇだろうが!」

「・・・・勝つ。」

「無理だ!!」

なんだよ、無理だ無理だって。俺がそんなに信用出来ねぇのかよ!!

「フフフ…。さぁ、姫」

「くっ…。俺は・・・・俺は絶対にお前らの所になんかいかねぇ!」

「なら…」

!?また姿が消えやがった

「がっ!?」

「グレイ!?」

「フフフ…。もらっていきますよ」

ラナル・レイリーの肩にグレイが担がれていた。グレイは気を失っていた

「待て!!」

「フフフ…」

そう言って姿を消した。

「・・・・クソッ!!クソッ!!グレイが…グレイが…」



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(ちくしょう…。守れなかった…)

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