FAIRYTAIL longstory
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(ラナル視点)
フフフ…。ようやく手に入った。これで世界は俺のものだ!この醜い世界を終らし…新世界をつくるんだ!!フフフ…。
俺は正規ギルド、闇ギルド。その二つに所属している。正規ギルドにいるのは聖十の称号を剥奪されない為。それだけの為に正規ギルドにいる。
俺はグレイを連れて、闇ギルド本部に向かった。着くとマスターが待っていた
「ラナル。ソイツが?」
「はい。グレイ・フルバスターです。マスター」
「そうか。なら、ソイツが目覚める前にあの薬を飲ましておけ」
「はっ!」
俺はマスターから離れ、あの“薬”を飲ます為にある部屋に移動した
「ここらへんにあったと思うのですが…」
この部屋には俺かマスターしか入れない。だからこの部屋の存在を知る人はいない。
「・・・・ぅ」
・・・・目を覚ましましたか。もう少し寝ていても良かったのですが。・・・・あった。
俺は“薬”を見つけグレイに近寄り、口に入れた
「ん!?」
「飲みなさい」
「ぅぐ!!」
なかなか飲もうとしないので口と鼻を塞いで息を出来なくしたら、直ぐに飲み込んだ
「かはっ!!て、めぇ…何飲ませやが、た?」
「フフフ…。内緒ですよ。」
そろそろ、薬が効いてきてもいいくらいなんですがね。
「・・・・」
薬が効いてきたのか、グレイは寝てしまった。
・・・・さぁ、妖精の尻尾。絶望の時間の始まりだ。今の一時でも楽しんでおくことだ。フフフ…
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(世界をかえる準備は整った。妖精の尻尾、絶望を味わうがいい。)