FAIRYTAIL longstory

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(グレイ視点)


「グレイ!!いい加減にしろよ!?」

「どうしたのだ!?」

赤い髪の女がしゃべりかけてきた。確か…エルザ・スカーレット。妖精の女王か…。

「グレイ、お前は桜頭の相手をしていろ。俺が妖精の女王を片付ける。」

シャナルが言った。・・・・自信満々だな。

「わかった。」

「シャナル、気を付けなさい。僕は…そこの金髪の女の相手をしましょう」

「私!?」

「ルーシィ、気を付けろ。」

「・・・・うん。」

「さぁ、勝負開始です」

その、ラナルの言葉で皆が動いた

「・・・・グレイ」

「アイスメイク、」

「グレイ!!どういうことだよ!?」

「どういう事?俺はラナル達の為にお前を殺す、それだけだ」

「・・・・なんで?俺達仲間じゃねぇか!?」

「仲間?何言ってんだよ。俺の仲間はラナル達だ」

「グレイ…。」

「氷竜の咆哮!!」

「!?火竜の咆哮!!」

氷竜の咆哮と火竜の咆哮がぶつかって消えた

「やるじゃねぇか」

「グレイ!!」

「アイスメイク、ランス!!」

「っ…」

避けなかったから直撃だ。なんで…避けねぇ?なら

「これで終わりだ。氷河氷竜剣!!」

「氷、河氷竜剣?」

「氷となれ。ナツ・ドラグニル」

「グレイ!!」

――貴方は大切な人を傷つけるのですね。

「!?」

大切な人?ナツ・ドラグニルが?大切?・・・・仲、間?

「ぁ?」

痛い。頭が痛い。どうなってんだ?

「・・・・シャナル!!グレイを!」

遠くでラナルの声がする

「グレイ、眠っていろ」

「?・・・・ぃっ」

「・・・・」



そこから…意識が無くなった
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