FAIRYTAIL longstory

□34
1ページ/2ページ




「条件ってなんだよ。」

「ナツ、そんな奴の相手などするな」

「妖精の女王。酷いですね、その言い方」

「俺達は、お前らの仲間を返すって言ってんだ。」

「返す?条件付きで?」

「勿論。ただ返すなんて…面白くねぇだろ?」

その言葉をきいて、エルザの表情がかわった

「で、条件はなんだ?」

「グレイは渡さねぇぞ!!!!」

「世界を破滅できる程の魔力。興味はあるな。でもな、ゲームは簡単にクリアしたら面白くねぇだろ?スリルが足りねぇよ。だから、今はいらない。」

「今じゃなくて良いんです。でも、いずれにせよ…その魔力は僕達の物になる。その事実だけはかわりません。」

「・・・・」

「・・・・条件を言え」

「簡単な条件ですよ」

「グレイの魔法を見せろ。それだけだ」

「・・・・?」

「魔法?」

「そうだ。早くしろ」

「・・・・わかった。やるよ。アイスメイク…シールド。」

魔法で氷の盾を造った

「・・・・もういいですよ。この先に金髪の女がいます。早くソイツを連れて出ないとラナル達がきますよ」

と言って二人は姿を消した

「なんだったんだ?」

「さぁな。それより今はルーシィだ。」

「おう!」



34
(なんで、俺の魔法を?)
(さぁな。嫌な予感しかしねぇ。)
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ