FAIRYTAIL longstory
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「条件ってなんだよ。」
「ナツ、そんな奴の相手などするな」
「妖精の女王。酷いですね、その言い方」
「俺達は、お前らの仲間を返すって言ってんだ。」
「返す?条件付きで?」
「勿論。ただ返すなんて…面白くねぇだろ?」
その言葉をきいて、エルザの表情がかわった
「で、条件はなんだ?」
「グレイは渡さねぇぞ!!!!」
「世界を破滅できる程の魔力。興味はあるな。でもな、ゲームは簡単にクリアしたら面白くねぇだろ?スリルが足りねぇよ。だから、今はいらない。」
「今じゃなくて良いんです。でも、いずれにせよ…その魔力は僕達の物になる。その事実だけはかわりません。」
「・・・・」
「・・・・条件を言え」
「簡単な条件ですよ」
「グレイの魔法を見せろ。それだけだ」
「・・・・?」
「魔法?」
「そうだ。早くしろ」
「・・・・わかった。やるよ。アイスメイク…シールド。」
魔法で氷の盾を造った
「・・・・もういいですよ。この先に金髪の女がいます。早くソイツを連れて出ないとラナル達がきますよ」
と言って二人は姿を消した
「なんだったんだ?」
「さぁな。それより今はルーシィだ。」
「おう!」
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(なんで、俺の魔法を?)
(さぁな。嫌な予感しかしねぇ。)