FAIRYTAIL longstory

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グレイ達の前から姿を消した二人がある場所に向かっていた

「成功しましたね」

「あぁ。あんな簡単にしてくれるとはな。なの女が大事みたいだな」

「で、回収出来たんですか?」

「俺の前でくらい敬語やめろよ。・・・・回収?楽勝だな。これさえあれば…」

と言いながらロイはポケットから氷の塊を取り出した。

「やっぱ仕事は早いな、ロイ。」

「たりめぇだろ。早くヒューマのところに行くぞ」

「そうだな。」



二人が暫く歩いてついた場所は図書室みたいに本が沢山ならべてある部屋だった。その部屋で本に埋もれている人物が一人いた

「ヒューマ。」

「・・・・ロイか。」

「ヒューマ。あれの準備、出来たか?」

「あと少しだ。その少しが出来なくて本で調べていた」

「へぇ。ヒューマでもつまったか。」

「そりゃあな。あれを完成させるには…だいぶ時間がかかる。それに複雑だ」

「ふぅん。まぁ頑張れよ。」

「それより、ロイ。持ってきたか?」

「あぁ。警戒もせずに魔法をやりやがった。傑作だぜ。仲間を助けたかっただけだろうけどな。ほらよ、これだろ」

と言ってロイはヒューマに氷の塊を投げて渡した

「これで材料は揃った」

「早く完成させろよ」

「あれを完成させられるのはヒューマだけだし」

「俺の方は完成が近いが…シャオロンの方はどうなんだ?ロイは完成したんだろ?」

「俺はな。けっこう苦労したぜ」

「俺もあと少し。ヒューマが完成させる頃には俺も完成してる。」

「そうか。じゃあ、俺は作業に戻る」

「あぁ」



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(もうすぐで…あいつ等は終わる)
(あれが完成すれば…だけどな)
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