FAIRYTAIL longstory2

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グレイの力が封印された時、ロイ達はずっとその光景を見ていた

「ロイ、どうする?封印されたけど」

シャオロンは、グレイとナツが映っている映像をみながら楽しそうに言った

「俺は一応マスターに知らせてくるぜ」

と言って姿を消す、ヒューマ

「封印か。楽しくなってきたぜ…」

ロイはすごく、楽しそうに言った。その時、ヒューマは

「と、言うわけです」

「なんだと!?封印!?」

「そう言ったじゃないっすか。」

「封印してどうする!!」

「封印を解く方法はあるぜ?」

「何?」

「おっと。これ以上は言えねぇわ。俺がロイに怒られちまう」

「マスターよりロイごときの奴に従うと言うのかっ!?」

「ははは…。ロイ“ごとき”だって?」

「そうだろう?あんな“出来損ない”」

「ふざけんな。テメェがロイに勝てんのか?ロイを見くびるな。そして、俺やシャオロンの前でロイの事を悪く言うな」

ヒューマは笑っていたが、目は直ぐにみてもわかる程怒りを顕にしていた

「・・・・」

「じゃ、俺は帰る」

ヒューマはマスターの前から姿を消した。ロイ達の所に戻ったのだ

「お帰り、ヒューマ」

「シャオロン、なに笑ってるんだ?」

「別になんでもないですよ。で、ロイ。封印解くんですか?」

「別に俺はグレイの力が欲しいわけじゃねぇし。封印を解く意味は無いんだよなぁ…」

「でも、マスターに少しでも協力しないと」

「だな。仕方ねぇなぁ。まだみたかったんだけどな。グレイがどうやってギルドの皆を守るか、気になってたのによ。」

「まぁ、確かに。でも、早く行動しないとね」

「はぁ…。よし、行くぞ。シャオロン、ヒューマ。準備はいいか?」

「はい。」

「おうよ!」

ロイ達は部屋から姿を消した。
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