FAIRYTAIL longstory2
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「ここが…闇の祠…」
闇の祠に着いたシャオロンは中に入った。闇の祠と言うだけあって中は真っ暗。闇の世界だった。シャオロンはそんなの気にせずに先に進んでいく。奥に着くと、光の文字が浮かび上がった
『封印を解くには闇の使い手であることをしめせ』
「めんどくさいですね。ふぅ…。滅竜奥義、暗黒世界!」
魔法を発動させると、祠が光だした。そして、さっきよりも一層闇が深くなった。
シャオロンは封印が解けた事を確認すると、祠の中から姿を消した。
「あ、遅かったじゃねぇか!」
「すみません。俺としたことが…だいぶ時間かかってしまって。」
「本当だぜ。」
「ロイは?」
「まだだ」
「じゃあ待ちましょう」
封印の祠の氷はまた、一部…溶けていた。だが、祠の上の方が溶けているだけで、入口は氷で塞がっている。だから、シャオロン達はロイの帰りを待つことしか出来ないのだ。
「暇だなぁ」
「ですね。ロイ、戻ってきませんし…」
その頃、ロイは
「光の祠…ねぇ。」
そう囁くロイの目の前には祠があった。そこは光の祠と言うだけあって中は光っていた。
「まっぶし…。」
ロイは眩しいのをあまり気にせず奥に進んで行く。
奥に着くと黒い文字が浮かび上がった。
『封印を解くには光の使い手であることをしめせ』
「成る程。なら、滅竜奥義、――――――」
祠全体が輝き、黒い文字がまた浮かび上がった
『封印祠の数、後5』
「後、5か。シャオロンとヒューマは封印を解いたみたいだな。」
浮かび上がった文字は消え、ロイも消えた